管理人の紹介HN:12-night (ハンドルネームの由来は私の好きなシェークスピアの十二夜から)19xx年生まれ A型 みずがめ座 獣医学校を卒業。獣医師の資格取得。 家業の食堂屋を手伝うため、已む無く博士課程進学を断念。 楽天的なだけがとりえの、のんびりや。人生は平穏無事が一番ですよね。 いろいろなめぐり合わせがあって、学業とは関係のない、 仕事をしています。素晴らしい人たちのおかげで、ささやかですが、 堅実にやらせて頂いてます。 (獣医学は修めましたが、臨床は専門外です。ネコの健康相談は、 専門の臨床獣医さんの方でお願いしますね) あるとき趣味に目覚めて、どうせなら子供時代からの夢だった「物書き」 をやって見ようということになりました。色々なカルチャーセンターをあたり、 とりあえず、子供向けの、お話つくり教室に通い始めました。 そこの先生がとても良いかたで、本当に生徒さんたちを親切ていねいに指導して、 下さるひとです。とても気さくなんですが、児童文学界では、有名な先生です。 童話なんて、小説の手ならしぐらいのつもりでした。どうしてどうして、 書き始めてみると、子供向けのほうが返って、かんたんでないのでは。本当に。 ネコの呪縛なんてあるのでしょうか。 悪戦苦闘の文章修行。なんとか、いくつか書き上げました。 ある日、仲間の女性がいいました、 「あなたの書いたものは、皆、ネコばかりですね」 言われてみれば、ネコばかりなんです。次は、猫は絶対登場させないぞ。と決意しても、 いつのまにか、私の物語の中に猫が入ってきちゃうのです。 どうせなら、もっと猫のことを学べたらな、とか、いつか、童話の仲間に、ネコのことを もっと知ってもらう手伝いになったらなと思います。 追伸、お話つくりの教室では、主人公になる動物は、ネコが一番多かったと思います。 (道徳・修身の本なら犬でしょうね。犬さんゴメンナサイ) ネコは気位が高いけれど、おなかが空いたら、格好つけないでエサにむかって一直線。 飼い主といえどもこびることなく、人間の子分にならずに、 自分も「人間」だと思い込んでいる風がある。 ・・・・ 「野良猫ミャーゴ君の思い出」あれは小学校の頃、雑種の三毛猫が家の庭のあたりに出没するようになった。正月ぐらいの頃だったろうか。 僕は、そのネコを、「ミャーゴ君」と呼ぶようになった。その頃、家では、魚の加工屋さんをやっていた。当時は、鯨が禁猟でなくて、日本の捕鯨船団は、 南の海に出かけていって、沢山の鯨を取ってきて、普通の人は、鯨の肉ばかり食べていた。 牛肉はもとより、豚肉も高級品だった。鶏も今のように安くはなくて、牛肉は無理でも、鶏肉が 食卓に出れば、今日は贅沢だね、という感じだった。 ネコのミャーゴ君には、魚の頭なんかやっていた。親父には内緒だった。 父親の姿を見ると、ネコは絶対に出て来ない。 それが、ある日、それは私の誕生日に祝いで、鶏肉の丸焼きが食卓に出た。皆で食べて骨だけに なった。そしたら、三毛のミャーゴ君が、匂いに負けたのか、親父がいるのに出てきて、 骨だけになった鶏を欲しがった。 肉が少々張り付いている骨をネコにやろうとしたら、父親が、 いきなり立ち上がって、ミャーゴ君を蹴っ飛ばした。 「ギャー」 ミャーゴ君は、ひらひらと宙を舞い、庭の真ん中に、着地した。 それから、ちょっとよろめいて、すぐに体勢を立てて直した。目にもとまらぬスピードで隣の家との壁伝いに消え去った。 それきり、ミャーゴ君は出て来なくなった。 こんな話ですが、三毛の野良ネコを見るたびに、 あのミャーゴ君は、あれからどうしているのか、なんて思い出します。 メニュー: Home | 自己紹介 | オリジナルストーリー |